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大手コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)と総合商社との関係は?

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大手コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)と総合商社との関係は?

 

コンビニエンスストア

2020年8月25日に商社・伊藤忠商事がファミリーマートに対してTOB(株式公開買い付け)を成立させました。TOB(株式公開買い付け)は企業を買収する場合や合併・子会社化、または非上場化に利用されます。これに伴い、10月の株主総会、手続きを経て子会社化及び非上場となる見通しとのニュースです。

今回のニュースはファミリーマートでしたが、実はどの大手コンビニも巨大な総合商社と深い関係をもっています。

大手コンビニと総合商社の関係

もともと総合商社は、金属・石炭・天然ガスなどの資源やエネルギーがビジネスの柱でした。しかし、国際情勢などで大きく変動する資源・エネルギーのビジネス構造を、収益の安定した分野へ少しずつシフトしようとしています。そのひとつが小売り分野でした。

コンビニ側には、総合商社のもつグループ企業や関係会社との連携によって「供給網」、「海外展開」、「商品力」が強化されることがメリットとして挙げられます。ただし逆をいえば、子会社化や株主として大きな影響力をもたれることでグループの色が強くなり忖度してしまうことがデメリットとして挙げられます。

総合商社は、かつて資源・エネルギー分野をビジネスの柱としていたが、近年は安定した収益を出せる小売り分野を強化する動きがある。

大手コンビニと総合商社、それぞれのつながり

ファミリーマート

かねてから伊藤忠商事と関係がありましたが、冒頭ニュースの通り、今後は伊藤忠商事の子会社になる見通しです(※2020年8月時点)。

セブンイレブン

セブンイレブンはセブン&アイホールディングスの傘下です。このセブン&アイホールディングスの大株主となっているのが、三井物産です。出資比率は2020年2月時点で1.8%と、他コンビニと比較すると少ない比率となっているものの、電力供給や商品設計で連携しています。

ローソン

三菱商事の子会社になります。以前はダイエーの子会社でしたが、業績悪化から三菱商事へにかわり、2017年に子会社になっています。

なお人気スーパーである成城石井はローソンの傘下となっており、こちらも三菱商事の影響は少なからず受ける関係となっています。

まとめ

大手コンビニは、以下の総合商社と深く関係しています。

  • ファミリーマート・・・伊藤忠商事 傘下、子会社化の見通し(2020年8月時点)
  • セブンイレブン・・・三井物産 大株主
  • ローソン・・・三菱商事 子会社

私たちの気づかないところで、それぞれグループの影響をうけた商品が出てきています。

コンビニ戦争は以前と比べて激化していますが、競争がうまれることで市場が活性化します。

1品でも良い商品が並び、私たち消費者にとって恩恵が受けられるといいですね!!