日常のふとしたギモン(疑問)

「敷居が高い」の意味は? 「ハードルが高い」と同じ使い方はできない!

段差

「敷居が高い」の意味は? 「ハードルが高い」と同じ使い方はできない!

 

3つのハードル

文章をかくとき、”難しい”という意味合いで「敷居が高い」という言い回しを使ってはいませんか?

実は正しい使い方は少し違うのです。

「敷居が高い」の正しい意味とは?

「敷居が高い」の本来の意味は、人やお店に対して、”不義理や面目のないことがあって、行きにくい”という意味です。

しかし近年は若い世代を中心に、人やお店に対して、”高級すぎたり上品すぎたりすることで、行きにくい”という使い方をする人が増えてきています。

かつては”不義理や面目ない”理由が正式な意味でしたが、2017年より広辞苑でも”高級すぎたり上品すぎたりする”理由も追加となっており、どちらも正しい使い方となっています。

「敷居が高い」とは、人やお店に対して、”不義理や面目のないことがあって、行きにくい”が本来の意味です。
しかし最近では”高級すぎたり上品すぎたりすることで、行きにくい”意味も
正しい使い方とされています

 

「敷居が高い」の言葉のルーツ

「敷居」とは、家または部屋の内と外を区切るために仕切る横木のことです。
障子やふすまを開け閉めするために設置される”床の溝”というとイメージしやすいですね。

ここをまたぐのもはばかられるという意味合いが、”不義理や面目のないことがあって、行きにくい”意味として使われる「敷居が高い」に繋がるのです。

「敷居が高い」と「ハードルが高い」の違い

よく類語として混同される表現として「ハードルが高い」という言葉があります。

「ハードルが高い」は困難に直面したときに、”クリアが難しい”というニュアンスを含めた表現で使います。

「敷居が高い」は上記の通り、”不義理や面目のない点・上品高級すぎる点から、行きにくい”という意味なので、同じ意味ではありません!!

まとめ

「敷居が高い」は、本来は、”不義理や面目のないことがあって、行きにくい”意味でしたが、近年は”高級すぎたり上品すぎたりすることで、行きにくい”意味も、正しい言葉として意味を成すようになりました。

この言葉のように、私たちが普段使っている言葉が、時代の移り変わりによって違う意味として使われることもあるかもしれませんね。