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ウニにミョウバンが入ると不味くなる!? やはり無添加が美味しい!

うに丼

ウニにミョウバンが入ると不味くなる!? やはり無添加が美味しい!

 

ウニ

市販されているウニには、ミョウバンが入っていることが多いです。

ミョウバンは、いったいどんな役割を果たしているのでしょうか?

ウニにおけるミョウバンの効果

ウニは鮮度がおちてくると身が溶けて味が劣化します。しかしミョウバンを入れることで、型崩れしないように形を整え、保存がきくようになります。

ただしミョウバンを入れすぎると、臭いと苦みから、俗にいるミョウバン臭さがでてしまします。

上質で美味しいといわれているウニは、鮮度が良いのがもちろんですが、ミョウバンの配分で味に差がでるといわれています。

近年では、流通が発達したことでミョウバンをほとんど使わない塩水のみで保存したウニを食べられる機会も増えてきましたが、ミョウバン入りのものと比べると塩水ウニはとても美味しいです。

ミョウバンとは

用途

そもそもミョウバンとは、硫酸アルミニウムカリウムのことです。

  • アク抜き
  • 形状安定剤(煮崩れ防止)
  • 漬物の変色防止

上記のように、里芋やレンコン、サツマイモや栗のアク抜きや、煮物や煮魚の煮崩れ防止、ナスの漬物の色を鮮やかにするためなどの用途に使われます。

ミョウバンと味噌の関係

「ミョウバンは味噌には使ってはならない」と、厚生労働省が定めています。微量摂取であれば問題はないといわれていますが、体への影響・安全性を考慮して決めているようです。

またパンや菓子類に使う場合には、「1kgにつき0.1g以下でなければならない」と具体的に規定しています。

まとめ

ウニにミョウバンを使うのは長期保存をするためなので、どうしても販売にはミョウバン臭さがついて回ります。

もし産地から遠く離れた場所に住まれているのならば、少々お値段ははりますが通販で頼んでみるのも手です。

特に品質にこだわった塩水ウニは美味しいので、ぜひ食べてみてください!!